The Glass House


《The Glass House, John Hix, 1974》

1974年に出版されたグリーン・ハウス(温室)のデザインに関する本です。とにかく多い図版は、読者の理解を助けてくれます。

20世紀前半のデザインに関する記述が多いのですが、下の書評にあるように、「今使われているデザインの知識は100年以上前から知られているものである」とのことなので、現在でも有益な知識にあふれている本だと思います。

以下、ネクスト・ホール・アース・カタログの185ページに掲載されている、J. Baldwin による書評です。

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Glass Houseとは、”グリーン・ハウス(温室)” のことだ。一般的に、植物には、人間よりもはるかに、生活環境の高度な管理が必要になる。そのため、園芸家が、建築家よりも人工的な気候について詳しく知っていることは驚くことではない。この見事な本で明らかになったことは、ソーラー・ハウスと ”生物圏” の設計に必要な知識の多くは100年以上前から知られていた、ということだった。また、いくつかの屋内農業プロジェクト(現在、過去ともに)の大きさにも驚いた。例えば、オランダで現在使われている温室は17,000エーカーを越える、という話だ。著者のHixさんは、熱性能の数値を我々に提供してはくれないのだが、その代わりに、彼は興味を引くような参考文献や、きちんとした写真や図面の輝かしいコレクションを載せてくれている。屋内の食物栽培者たちやソーラー・ハウスのデザイナーたちにとって、紛れもない掘り出し物の本である。

[J. Baldwin]

[推薦者: Day Charoudi]

《THE NEXT Whole Earth Catalog, pp. 185, 1980》

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