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1000 Steampunk Creations


《1000 Steampunk Creations, Dr. Grymm, 2011》

Wikipedia で Steampunk を検索すると、「イギリスのヴィクトリア朝やエドワード朝の雰囲気がベースとなっている世界観」という説明があります。おそらくこの説明だけだと、瞬時にイメージするのが難しいのではないでしょうか。

Steampunk の定義はいろいろあるのでここでは紹介いたしませんが、「足して足して」の過剰なデザインとイメージしていただくと分かりやすいと思います。そんな過剰なデザインのモノを紹介した本です。

以下、Kevin Kelly による書評です。(『COOL TOOLS』の105ページに掲載)

※『COOL TOOLS』は、現代版のホール・アース・カタログというべき大判カタログです。ホール・アース・カタログの編集に携わり、のちに雑誌『WIRED』の創刊編集長をつとめた Kevin Kelly により出版されました。

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Steampunkは、近代的なしゃれたミニマリズムとiPodの「非実在」に対する逆の態度である。真ちゅう製のパイプ、リベット、ビクトリアン技術のギアなどの目に見える仕組みからインスピレーションを受け、その過剰性を今日の工芸品や衣類に反映させている。この極端なカウンター・スタイルは(定義によっては)時代遅れなのだが、多くの潜在的なアイデアをもっている。この本には、活気のある1000の事例が紹介されている。

[Kevin Kelly]

《COOL TOOLS, pp.105, 2013》

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