Country Wisdom & Know-How


《Country Wisdom & Know-How, Editors of Storey Books, 2004》

大判のカタログのような体裁の書籍です。ホールアースカタログを連想させるそのフォーマットには、自助自立のためのノウハウがふんだんに紹介されています。

内容からして1970年代に出版された書籍のような印象を受けますが、初版から10年ほどしか経っておらず、現在も amazon などで手軽に購入することができます。

以下、Kevin Kelly による書評です。(『COOL TOOLS』の134ページに掲載)

※『COOL TOOLS』は、現代版のホール・アース・カタログというべき大判カタログです。ホール・アース・カタログの編集に携わり、のちに雑誌『WIRED』の創刊編集長をつとめた Kevin Kelly により出版されました。

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もとは1960年代の「Back to the Landers」向けに発行されたものだったのだが、DIYをする都市居住者向けに再発行された。『Country Wisdom』は、自助自立して生きようとしている誰にでも大いに可能性がある本だ。内容とフォーマットはホールアースカタログに似ているが、もし誰もがその自助自立を実行できるなら、まさに『Storey Books』の人たちそのものだ。この本の文章は明快で簡潔であり、楽しめるシンプルな線画が添えられている。あなたがワインを温めたり、籠を編んだり、燻製場を建てたり、アヒルやウサギを育てたり、ろうそくをつくったり、地下根茎貯蔵庫を建てたり、家畜をと殺したりしなくても楽しめる本である。私はコミューンをつくり上げることはできなかったが、ぼろぼろのホールアースカタログを思い起こした。数年後、私はそれが何だったのかを理解した。これは次世代の子供たちが第2の人生を発見するための本なのだ。

[Steven Leckart]

《COOL TOOLS, pp.134, 2013》

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