The Last Panda


《The Last Panda, George B. Schaller, 1993》

パンダ(ジャイアントパンダ)は竹しか食べないイメージですが、中国の飼育環境では肉や野菜も与えられているとか。パンダは草食性が極めて強い雑食の動物のようです。

パンダはこの本が出版された当時には絶滅危惧種に指定されていたのですが、最近になって絶滅危惧種から外されたようです。どうも中国で野生のパンダの数が増えていることが要因のようです。

何がともあれ、絶滅の危機が回避されつつあるのは喜ばしいことですね。

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以下、ミレニアム・ホール・アース・カタログの52ページに掲載されている、Peter Warshallによる書評です。

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George Schallerの著書のなかで最も魅力的な作品である。日誌スタイルで書かれており、2〜300万年前に(人間とほぼ同時期に)進化した生物についてのたくさんの挿話が収録されている。絶滅危惧種にはそれぞれ固有の問題がある。Schallerはパンダを取り上げている。パンダは竹を必要とするいわば専門的な"クマ"である。その密売価格は高く、しかも上昇している。繁殖が困難であるため、それがパンダの商品価値を高めている。官僚的な混乱や慢性的な生息地不足も原因である。この本では、保全生物学は希望に反して地球の生物多様性を破壊する悪に直面している。希望を込めてこの本は書かれている。

[Peter Warshall]

《The Last Panda, George B. Schaller, 1993》

《THE MILLENNIUM WHOLE EARTH CATALOG, pp.52, 1994》

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