Sex for One
《Sex for One, Betty Dodson, 1992》
欧米では社会的に「性」がオープンなイメージがあるのですが、アメリカでは宗教的価値観などから20世紀前半まで「性」は閉鎖的に扱われていたようです。1960年ごろから徐々にオープンになり、「性」に関する書籍が多く出版され始めました。ホールアースカタログでも『Sex』というカテゴリのなかに多数の書籍が紹介されています。
以下、ミレニアム・ホール・アース・カタログの196ページに掲載されている Ben Trumble による書評です。
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Betty Dodsonは単に熟練の画家、作家、性教育者だけにとどまらない人である。彼女は間違いなくマスターベーションの技能の唯一の優れた専門家でもあるのだ。Dodsonが解説するように、マスターベーションは決して人間性に欠ける行為ではない。純粋な快楽なのだ。あなたのお母さん、あなたの恋人、または大学に行ってあなたの子供にこの本を贈るのだ。寝室に1冊を保管し、もう1冊を遠征の荷物に入れよう。こちらを見てくれたまえ:Portnoyが『Sex for One』のページをめくる機会があったなら、彼は何も文句を言う必要はなかったのだ。
[Ben Trumble]
《Sex for One, Betty Dodson, 1992》